ランドセルは、4万円台から中には10万円を超えるものまで、幅広い価格帯の商品が販売されています。なかでも購入する人が多いのは5~7万円台のランドセルで、ラインナップも豊富です。
この記事ではランドセルの値段がどれぐらいなのか知りたい人に向けて、平均購入額と価格帯別の特徴を紹介します。池田屋の商品事例と併せて確認していきましょう。
この記事でわかること
- ランドセルの平均購入額
- ランドセルの価格帯ごとの特徴
- ランドセルの値段以外の選定ポイント
ランドセルの値段は平均59,138円
ランドセル工業会が2024年に行った調査によると、ランドセルの平均購入額は59,138円でした。価格帯別に見ると、65,000円以上が全体の37.6%を占め、次いで55,000~64,999円が22.5%となっています。
さらにランドセルの価格帯が下がるにつれて、購入者の割合が少なくなっていることもわかります。
また、ランドセルの平均購入価格は年々上昇しています。2023年から2024年にかけては増加幅が小さくなっているものの、2025年以降の平均購入額は6万円台になると予想されています。これは原材料費や人件費、運賃といった値上げが主な背景です。
調査した年 | ランドセルの平均購入額 |
2024年 | 59,138円 |
2023年 | 58,524円 |
2022年 | 56,425円 |
2021年 | 55,339円 |
2020年 | 53,600円 |
ランドセルの価格帯ごとの特徴
ランドセルの価格は、価格帯ごとに特徴が異なります。ここでは、4万円以下、5~7万円台、8万円以上の3つの価格帯に分け、それぞれの特徴を見ていきましょう。
5万円以下
5万円以下のランドセルは、基本的には海外製や、大手家具メーカーのプライベートブランドであることがほとんどです。ただし、型落ちモデルであればプライベートブランド以外の国産ランドセルも、5万円以下で購入できる場合があります。また、国産ランドセルメーカーの低価格帯商品がこの価格帯で販売されている場合もあります。
池田屋ではこの価格帯で「No.90 防水クラリーノ スーパーライト」を販売しています。
【この価格帯で購入できる池田屋の商品例】
No.90 防水クラリーノ スーパーライト ¥47,000
子育てベストアイテム大賞2024で大賞を受賞したランドセルです。池田屋基準の耐久性と強度を兼ね備えながらも、810gという驚きの軽さを実現しました。また、構造や素材・デザインをひとつずつ見直し、価格を抑えていることも特徴です。
5~7万円台
ランドセルの平均購入額が59,138円となっているように、5~7万円台は最も購入されやすい価格帯です。
このぐらいの予算を想定しているなら、量販店や専門店でも多くの選択肢を持てるでしょう。性能やデザインにこだわったランドセルが見つかりやすいことも特徴です。池田屋のラインナップも5~7万円台の製品が主流になっています。
【この価格帯で購入できる池田屋の商品例】
No56 防水クラリーノ カラーステッチ ¥58,000
軽さ・丈夫さ・お手入れのしやすさの特徴を持つ「クラリーノ素材」を、池田屋の特注でツヤを抑えてマット仕上げに。本体とステッチの色を変えたコンビカラーを採用し、シンプルながらも個性が光る人気モデルです。
No.70 防水ベルバイオスムース カラーステッチ ¥63,000
池田屋の特注で、強さ・質感・見た目の美しさにこだわり、牛革のような質感と発色を生み出した「ベルバイオ素材(人工皮革)」を使用。背負いやすさと耐久性はもちろん、他の人工皮革のような軽さが特徴です。
No.05 防水牛革プレミアム カラーステッチ ¥72,000
本体と肩ベルトには一流の革工場が手掛ける上質な牛革を、背あて(背中が当たる部分)とかぶせ(フタの部分)の裏側には人工皮革を使用し、見た目の美しさと軽さを両立したランドセルです。
No.12 防水牛革ルーチェ 半カブセ ¥77,000
レトロテイストが特徴の本モデルは、半かぶせでは一般的に採用されない牛革を採用しており、高級感も感じられます。かぶせと錠前の部分以外は他のモデルと同じ作りを採用しているため、お子様の好みでお選びいただけます。
No.62 防水クラリーノルーチェ 半カブセ ¥67,000
クラリーノ素材と半かぶせにより、軽さが特徴のランドセルです。牛革を使用した半かぶせモデルと比べて、180g前後軽くなっています。かぶせと錠前以外は他のモデルと同じ作りです。
8万円以上
8万円以上の価格帯になると、デザイン性の高いランドセルや革のダイヤモンドとも呼ばれるコードバン(馬革)を使用したもの、ブランドとのコラボ品といった製品も選択肢に入ります。
さらに、素材の希少性が高いランドセルや、高級ブランド品、デザインへのこだわりが強いランドセルであれば、10万円以上するケースも珍しくありません。
【この価格帯で購入できる池田屋の商品例】
No.00 防水コードバン ¥110,000
本体に防水牛革プレミアムを使用し、かぶせ部分(フタ)にコードバンを採用したモデルです。表面にツヤ消し加工を施すことによって、より高級感のあるランドセルに仕上がっています。
ランドセルの購入価格は時期によって変わる場合がある
量販店は時期によってセールを実施していることが多く、購入のタイミングによっては安く購入できる場合があります。例えば、お子様が年長になる年の4〜6月頃は、早期割引を実施している可能性が高いでしょう。
しかし、人気のあるモデルはそのタイミングで売り切れることも珍しくありません。目当てのランドセルがある場合は、遅くても年長になる年の6月までに入手しましょう。
一方、専門店は基本的にセールを実施していないため、購入時期による価格差がほとんどありません。そういった意味では、購入時期に縛られるストレスが少ないでしょう。ただし人気商品が売り切れてしまう可能性はもちろんあるので、お目当てのランドセルがある場合は早めに購入するのがおすすめです。
ランドセルの購入時期ごとの特徴は、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人はこちらも参考にしてみてください。
ランドセルはいつ買うのがいい?希望別の購入時期と販売スケジュールを解説
ランドセルは値段だけで決めないことが大切
ランドセルは6年間ほぼ毎日使用するものだからこそ、値段だけではなく、性能や保証、お子様が気に入って使い続けられるのかも重視しましょう。
ランドセル選びでチェックしたいポイントは下記のとおりです。
ランドセルの選び方 | 詳細 |
価格 | ある程度の予算を決めておくと、絞り込みやすくなる |
ランドセル専門店・量販店 |
購入先によって特徴が異なるため、品質や利便性などの要素を考えて選択する
<ランドセルの主な購入先> 専門店、量販店、百貨店、インターネット通販 |
カラー・デザイン | お子様の希望に沿ってカラーやデザインを決めることで、「登下校の楽しみ」や「自立心などの育み」につながる |
形 |
耐久性や見た目、使用感を考えて選ぶ
<ランドセルの見た目を左右する部分> かぶせ:ランドセルのフタ部分 ヘリ:横の縁部分 小マチ:本体の手前にある収納ポケット 前ポケットの深さ:小マチの前にあるポケット |
サイズ・収納力 |
サイズ:現在販売されているものは基本的に同じサイズのため、小学校の指定等がない場合は気にしなくても良い (A4フラットファイル対応サイズ)
収納力:学習環境に応じて選ぶ |
フィット感・体感重量 |
身体への負担や姿勢への影響を考える
<チェックポイント>
|
保証 |
保証内容の詳細を確認する
<チェックポイント>
|
素材 |
素材によって耐久性や使い心地が異なるので、素材ごとの特性を理解する
<ランドセルの素材> 牛革、人工皮革、コードバン |
安全面 |
安全に登下校できる性能があるか確認する
<安全面の要素> 反射シール、防犯ブザーの取り付け位置 |
ランドセルの詳しい選び方は以下の記事で解説しているため、こちらも参考にしてみてください
失敗しないランドセルの選び方|チェックするポイントと選定の流れ
まとめ
ランドセルの値段は5~7万円台が主流となっており、国産メーカーを中心に製品が充実しています。
また、価格帯によってもランドセルの特徴は異なります。4万円以下では海外製やプライベートブランドの製品が多く、8万円以上になると高級素材やブランドとのコラボレーションモデルも多くなります。
ランドセルは値段だけで決めず、機能やお子様の好みも考慮しながら選ぶことが大切です。池田屋のランドセルは、以下のようなこだわりをもったランドセルを販売しています。
■池田屋のこだわりの一部
- 全モデルで同じ性能を持つため、デザインやカラーで選びやすい
- 6年間飽きずに使用できるシンプルなデザイン
- 通学の楽しみを彩るカラーラインナップ
- 業界トップクラスの本体強度を誇る(約80kgの耐荷重テストをクリア)
- 雨カバー不要の優れた防水性
- 破損の理由を問わない6年間の無料保証(傷や汚れなどの破損以外は対象外)
今回紹介した商品以外にも様々なランドセルを取り扱っているため、ぜひお子様に合ったランドセルを探してみてください。