こんにちは!法月です。
気が付いたら8月もあと1週間で終わりです。
今年の夏はとても暑かったですね><
これからもまだ気候が不安定になるかと思いますが、みなさま体調にはお気をつけてお過ごしください。
9月1日は何の日?
9月1日。多くの地域で防災訓練などが行なわれているのではないかと思います。
そう、9月1日は『防災の日』です。
「防災の日」は1960年に制定されました。
1923年9月1日に発生した関東大震災、また、例年8月31日~9月1日付近は台風の襲来が多いとされる「二百十日」にあたるため、「災害への備えを怠らないように」との戒めを込めてこの日に制定されたそうです。
私が小さな頃から静岡県は近いうちに大型の地震がくると言われ続けていますが未だその大型地震は来ていません。
災害が起きることを考えるのは怖いですが、少なくとも毎年この日にはきちんと日頃の備えについて考えないといけないなと改めて感じました。
ランドセルの意外な役割
私が小学生の頃は防災頭巾を学校に置いておき、訓練の際にはそれを被って非難移動をしていました。
非難する際には先ず頭部を守ることが重要ですよね。
しかし、実際に災害に合ったときに必ず防災頭巾が近くにあるとも限りません。
そこで、ランドセルです!ランドセルを使って、下記のような方法で落下物からお子さまの身を守ることができるんです。
- ランドセルを頭に載せる
- ランドセルを背負ったままでカブセを前に持ってきてカブセ部分で頭を隠す(顔の前までひっぱりましょう)
- その場にうずくまる場合には体育座りで膝と膝の間に頭を入れ、小さくなった状態でカブセを前に持ってきて体全体を隠す
登下校中に万が一災害にあった場合には、こういった方法で頭を守ることができるよ!とお子さまと一緒に是非練習してみてくださいね。
また、水難事故の場合にもランドセルが命を守る役割を果たすことをご存知ですか?
先日、静岡県内の小学校で池田屋ランドセルを使用した「着衣泳体験教室」が行なわれました。
服を着た状態で水に落ちた場合に救助を待つ方法を学ぶ、というものです。
よく知られる方法として、ペットボトルやビニール袋などを利用し水面に浮き上がる、という方法がありますが、ペットボトルやビニール袋と同様に「ランドセル」も浮き輪の代わりになるのだそうです。
当日は、消防防災センターの方を講師として迎え、子ども達はランドセルにつかまって着衣泳を体験しました。
教科書がたくさん詰まったランドセルでもきちんと水に浮いています。
こういったことにもランドセルは使えるんですね。
災害時に子どもとはぐれた場合に備えて・・・
小学校に通うようになると、親と子どもが離れた状態になることも多くなります。
子どもだけで災害にあった場合に備えて、下記のような準備もしておきましょう。
◎自分の名前、住所、電話番号を子ども自身が言えるようにしておきましょう。
通学路の中で、何かあった時に助けを求められる場所(警察署・駅・店)などを子どもと一緒にチェックしておくことも大切です。
◎ランドセル内に緊急連絡先シートを入れておく。
緊急連絡先シートには下記内容を記載しておくと災害時に役立ちます。
・お子さまのお名前
・住所
・電話番号
・血液型
・誕生日
・家族の名前
・家族の勤務先
・家族の電話番号
・家族が離れてしまったときの集合場所
・災害時伝言ダイヤルの電話番号(災害用伝言板のURL)
★緊急連絡先シートを入れておくのに便利です!
メモ入れキーポケット付き 時間割ポケット
◎防犯ブザーを常に持っておく。
防犯ブザーの携帯を義務付けられている小学校も多くなってきましたが、
防犯対策だけでなく、災害時にも活躍します。
例えば、建物の下敷きになってしまったり、声がうまく出ないときには防犯ブザーを鳴らすことで「自分がここに居る」ということを周囲に知らせ、助けを呼ぶことができます。
定期的に電池が切れていないか確認しましょう。
池田屋ランドセルには「移動式」の防犯ブザーフックパーツが付いています。お子様の成長に合わせて移動させることができるため、いつでも手が届きやすい位置に防犯ブザーを取り付けることが可能です。
お子様の身を守るために
池田屋では、お子さまが災害に遭われた時のために『子ども防災キット』という商品を販売しています。
「LEDライト(乾電池は付属していないため、別途ご用意をお願いします)」「IDホイッスル」「防寒・保温シート」「外袋(液体を入れる容器としても使用可)」のセットとなっており、
子どもたちが独力で生き抜くための重装備ではなく、大人に助けてもらうまでの間、自分たちの身を守ることができる最低限の備えというコンセプトで池田屋社員が開発した商品です。
何かあった時の安心のために、こういったものを持ち歩くこともお勧めです。
防災の日に改めて・・・
ランドセルは通学のための道具だけではなく災害時にも役立つものです。そのため、作りや仕立てが丈夫なものをお勧めします。
また、お子さまに防災グッズを持たせるなど、事前に備えておけば万が一の時に役立ちます。
災害はいつ、どんなときに起こるのかわからないため、普段から災害にあってしまったときにはどうしたら良いのか
日ごろからきちんと話合っておくことが大事です。
今年の防災の日は、家族で災害時の対策を相談する日にしてみてはいかがでしょうか?