COLUMN読みもの

中国4000年、組体操も4000年。

コラム

むすこの背中,



夢のような10連休が終わり、令和フィーバーも徐々に落ち着いてきた今週。

まだまだエンジンが掛かりきらないうちのむすこですが、もうすぐ小学生最後の運動会を控えているため、準備や練習で何かと忙しいようで。

特に6年生の今年は、下級生をフォローしつつ、メインの組体操があるのでいつにも増して責任は大。まぁ、中学生になる前の“最初の壁”と言ったところでしょうか。

さて、私が小学生の頃から6年生の運動会といえば組体操でしたが、なんとこの組体操、その発祥は遥か昔、遠いアフリカ大陸で誕生したものであったことを皆さまはご存知でしたか?

組体操が生まれたのは今から約4000年も昔の紀元前2000年ころ。当時の人々が組体操をする様子は古代エジプト文明の壁画にも描かれているそうです。

一般的に知られるようになったのは19世紀の半ばごろ。ドイツをはじめ欧米諸国に広がって以降、日本に伝播されたのは文明開化の音が聞こえはじめた明治初期のこと。

大河ドラマ『いだてん』でおなじみ、主人公の金栗四三さん(日本人初のオリンピック出場者)が、郷里の熊本で産声をあげたころでしょうか。

そして1951年、中高生の体育に取り入れられたことをきっかけに、運動会の名物パフォーマンスとしても親しまれるようになったそうです。

組体操にこんな歴史があったとは...うん、実に奥深い。

本番まであと2週間。まだまだ課題は山積みのようですが、みんなの頑張りはきっと、組体操を作った古代エジプトの人々も見守ってくれているはず!

父ちゃんは去年よりひと回り大きくなった、むすこの背中を見れることを期待して、ひっそり応援したいと思います^^



 

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