いよいよラグビーワールドカップ2019日本大会です。
All for One, One for All
ラグビーといえばこの言葉ですよね。
丁寧に大切に作られたランドセルを、しっかりと子どもたちへと渡します。
一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために
上記の言葉がAll for One, One for Allの日本語訳になります。
ラグビーは1チーム15人で、ラグビーボールを相手陣内の得点エリアへ数多く運ぶのを競い合うスポーツで、相手をブロックする人、攻撃の指示をする人、トライをする人など15人それぞれに役割があります。
ラグビーはタックルするのが当たり前なので、格闘技のような激しいスポーツにも見えますが、身体能力だけで優位に立てるわけではありません。
相手チームの分析から作戦を立て、攻守にわたって練習を積み重ね、体と頭にインプットさせて試合に臨みます。
いざ試合になっても、作戦通りに進むわけではないので、臨機応変に対応する必要がある非常に頭を使うスポーツでもあります。
ラグビーに限らずスポーツは、トップレベルに行けば行くほど”心技体”の総合力の勝負になってきます。
4年前のワールドカップにおける日本 VS. 南アフリカの試合は、日本のみならず世界中のラグビーファンを魅了しました。
プレイヤーだけでなく、チームスタッフ、観客が一つとなった、まさしく、All for One, One for Allを体現したラグビー史に残る試合でした。
All for One, One for Allは、ラグビーだけでなく、学校や仕事場などにも置き換えることができると言われ、一つのことに多くの人が関われば、そこには自然とAll for One, One for Allの心が生まれてくるような気がします。
私たちの池田屋ランドセルにも多くの人が携わっています。
池田屋ロックも一つ一つ心を込めて仕上げています。
みんなの思いが、一つのランドセルに
池田屋ランドセルは全てを一箇所で作っているわけでなく、それぞれの得意分野の所々で作られます。
牛革はイタリアの一流タンナーが仕上げ。人工皮革は日本の最先端素材メーカーがメイド・イン・ジャパン品質を追求。樹脂パーツや池田屋ロックは昔気質の職人魂を注ぎ込み。ギボシパーツはクラフトマンシップ溢れる工場がコンマミリ単位にこだわる。その他様々なパーツが、いろいろな所で思いを込めて作られています。
どこに行っても、一つのパーツを作る上で、いくつかの工程を経て仕上がります。多くの工程は機械によって作られていきますが、どこかで必ず人による工程が入っています。
池田屋ロックのパーツを作る職人の言葉が今でも心に残っています。
「桜が咲く季節になると、子どもたちがロックで困ってないだろうかと思い浮かべます」
「なので、子どもたちが困らないように、子どもたちのことを考えて一つ一つ作っています」
ロックはランドセルの中身が外に出ないようにしっかりと閉まらなければいけません。しかし、きつく閉まってしまうと、力のない子どもが簡単に開けられなくなってしまいます。一つのパーツですが、その役割は子どものことを考えたものでなければいけないことを、職人さんの言葉から気付かされました。
一つ一つの工程を丁寧に仕上げていきます。
池田屋ランドセルは”子ども思い”というメッセージを込めて作っています。
その”思い”は、ランドセル作りから販売、運送に携わっている全ての人たち一人一人の”思い”も込められています。
ラグビーボールのパスのように、子ども思いのパスが受け渡され、子どもたちにしっかりと届くことを願って、一つ一つ思いを込めてランドセルを作り続けています。
ラグビーのように、ランドセルも世界に広がるといいのになあと”思う”今日この頃です。
ひとつ、ひとつに子ども思い