池田屋ランドセルは存在感のあるシンプルなデザイン。卒業まで飽きずにご愛用いただけます。
池田屋清水店店長の池田です。
2024年度新入学生用のランドセルを販売開始して数か月が経ちました。
既にたくさんのご注文をいただいています。
もちろんまだまだ受け付けていますので、じっくりご検討ください。
毎週月曜日にあとどのくらい受注できるかパーセンテージを公開しています。
池田屋公式LINEにご登録いただくと販売状況にアクセスしやすくなりますので、まだ登録がお済でない方はぜひご利用ください。
さて、ランドセルを探しに来られた保護者さまから、たまにこんなご質問をいただきます。
「ランドセルって本当に6年間使えるのですか?」
この質問、実は保護者さまによって真意が異なります。
問いの意味は大きく分けて2つあります。
ひとつは
「子どもが6年間飽きずに使ってくれるのか?」という、お子さまへの不安。
そしてもうひとつは
「途中で体に合わなくなったり、壊れて使えなくなったりするのではないか?」という、ランドセルの品質に対する不安です。
今回はお子さまがランドセルを6年間飽きずに使ってくれるのかどうかを、店頭でよく見るご家族の様子もふまえながらご説明します。
池田屋ランドセル No.70防水ベルバイオスムース・カラーステッチ 左がベージュ×ゴールド、右がキャメル×ゴールド。
ランドセルは6年間飽きずに使えるのか
子どもがランドセルを飽きないで使い続けてくれるのか?
このご質問に対しては、いきなり身もふたもない話で申し訳ないのですが、池田屋が100%の保証をもってお答えはできません。
どうしても色を変えたくて買い替える方も実はゼロではないのですが、年に数人いるかいないかという程度なので、ここでは圧倒的多数の“6年間使い続ける”方に話を絞ります。
結論を先に申し上げると
自然になじんで日々意識せずに使い続けるようになる方がほとんどだということです。
ランドセルに飽きる飽きないというよりも、関心が薄れるという方が合っているかもしれません。
私も記憶にあるのですが、小学校入学直前になるとランドセルはもちろん、ノートや筆箱など急に自分専用の物が増えて、その1つ1つがとても新鮮に見えてうれしかったものです。
しかし、入学後しばらくするとそれらのものの新鮮味は当然失せます。
いつの間にかこれといって意識することもなくそれらを使うようになりました。
ランドセルもそのうちの一つです。
6年間毎日ランドセルのことを愛でていただけるなら、それは作り手冥利に尽きます。
しかしほとんどの場合、持ち物に対する意識は薄れるものですし、それがイコール物を粗末にあつかっていることにはならないでしょう。
「このランドセルを6年間使うんだよ?途中でいやって言わない?約束できる?」
保護者さまからお子さまへ向けての最終確認は、店頭で何度も見られる光景です。
このやりとりをお子さまとされている方は、6歳の子どもが6年後の自分を見通して答えているとは思っていません。
お子さまが自分の物を自分で選び、約束通り使い続ける経験の1つとして考えていらっしゃいます。
飽きたら新しいものを買えばいい場合もあれば、飽きようが何だろうが使えるうちは使い続けなければいけないものもある。
身の回りの物を自分で管理していくうちに、それらのわきまえを身につけるようになるのだと思います。
高額品の買い物の選択権をお子さまにゆだねるのは不安ですよね。
自分で使うものだからといって、すべて自分で選ばせるのが正解とも限らないでしょう。
ランドセルに全く興味がなく「なんでもいいよ」としかおっしゃらないお子さまの場合は、保護者さまの好みで決る場合もあります。
それぞれのご家庭の事情で最終的に誰が決定するのかは異なっています。
そのうち気にしなくなるならランドセルなど適当に選べばよいというのも決して間違いではないでしょう。
しかし、小学生になるという自覚を持つ第一歩として、お子さまご自身をランドセル選びに積極的に参加させるという経験はとても有効だと思います。
池田屋の店頭や展示会では、初めてランドセルを背負って興奮しているお子さま、それを見て我が子の成長に感激している保護者さまの笑顔があふれています。
日常的には特に気に留めないけれども、ふとした時に「やっぱりこれが好きだな」と思えるランドセルを選べるといいですね。
6年間飽きがこない工夫の詰まった池田屋のランドセル
池田屋ランドセルは、6年間の使用に耐えうる設計であることはもちろんのこと、デザイン(見た目)はとにかくシンプルに、それぞれのお子さまの好みに合わせて柔軟にカスタマイズできるようになっています。
池田屋ランドセル ランドセルバージョンアップ・別売りパーツ「刺繍シール」。
たとえば、刺繍シールでのデコレーションはとても人気があります。
低学年のうちは思いっきりかわいく飾り、高学年になったら剥がして元のシンプルなデザインに戻すことも可能です。
もちろん、逆に高学年になってからこだわりを持ってデコレーションしてもよいのです。
池田屋ランドセル ランドセルバージョンアップ・別売りパーツ「恐竜 刺繍シール」。
池田屋ランドセル ランドセルバージョンアップ・別売りパーツ「絵本作家 谷口智則コラボ 池田屋ランドセル用刺繍シール」。
また、カブセカバーのテープの色で疑似的にコンビカラーのランドセルを作ることもできます。
池田屋ランドセル ランドセルバージョンアップ・別売りパーツ「透明被せカバー」。
もっと個性的にするなら、ご自分で描いた絵をランドセルカバーにするサービスをご利用いただくのも楽しいと思います。
最初は何も飾りがついていないランドセルにあまり興味を示さなかったお子さまが、これらのオプションパーツを見たことで途端にランドセル選びの意欲を出してくださったケースは数え切れません。
シンプルなデザインのランドセルを使ってほしいという保護者様の希望と、ご自分の好みがはっきりしているお子さまの希望両方をかなえられる別売りパーツがそろっています。
店頭や展示会では一部のパーツを実際にランドセルに装着することも可能ですので、スタッフまでご相談ください。
次回は、6年間の使用に耐えうるランドセルの品質についてご説明します。