池田屋ランドセルを背負い続けた6年間もあっという間に過ぎました
池田屋清水店店長の池田です。
そろそろ小学校の卒業式が終わった頃かと思います。
卒業生のみなさま、保護者のみなさま、おめでとうございます。
学校生活に様々な制約があった数年でしたが、そんな中でもたくましく成長したお子さまの姿は大人が元気をもらえますね。
さて、今の時期に店頭でお問い合わせをいただくのが「卒業後に使用済みのランドセルはどうしたらいいのか」ということです。
たくさんの種類の中からお気に入りの1つを選び、6年間の学校生活をお子さまと共に過ごしたランドセル。しばらくは思い出に浸りながら眺めていたものの、中学校入学準備が進むにつれて置き場所に困る方も多いようです。
処分したらいいのか、もしくはリユースするのか迷うとお声を聞くこともあります。
そこで、使い終わった池田屋のランドセルはどのようにされているのか、お客様からうかがったお話をご紹介します。
池田屋ランドセル No.70防水ベルバイオスムース・カラーステッチ/アイリス×ピンク
ランドセルに思い出の品を入れてそのまましまっておく
使い終わったランドセルはとりあえずしまっておく方が多いようです。
思い入れがあったり、中学校入学準備に追われて慌ただしくなったりで、具体的に次のことは即決できないものですよね。特に大切にしておきたいものをランドセルの中に入れて、しばらく保管しておくのも悪くないと思います。何年も後にお子さまと一緒に見返すのも楽しいかもしれません。
ただし、ランドセルの外側はきれいに見えても素材は経年劣化していきます。
この後ご紹介する寄付やリメイクをしようと思ったときにはボロボロになっていて使えなかったということにならないよう、最終的にどうするのかはできるだけ早めにご検討くださいね。
粗大ごみとして処分する
何年かしまっておき、その後不用品として処分するという方が一番多いです。
捨てるのが忍びない気持ちはあるものの、ある時期に区切りをつけて「ありがとう」という気持ちをお子さまと一緒にランドセルに伝えて処分しましたとお話してくださった方もいらっしゃいました。
お住まいの地域の不用品処分のルールに従って出すようにしてください。
寄付をする
寄付をするために使用済みのランドセルを集めている団体へ送った方もいらっしゃいます。
ただし、コロナ禍による物流網の混乱などで一時的に受付を停止していたところもあるようです。
また通常、寄付する物の状態(故障や素材の劣化がないなど)が諸条件として記載されています。各団体さまの受付状況や手続き方法など、よく確認してから送付するようにしてください。
おもちゃとして譲渡する
まだランドセルを買うには早すぎる小さなお子さまに、おもちゃとして譲ったというケースもありました。ランドセルを背負うお兄ちゃんお姉ちゃんの姿は、かっこよく見えてマネをしたくなるようですね。積み木や人形を入れて持ち物整理の練習もできそうです。ホンモノを使ったある意味贅沢なおもちゃとしての再利用もアリではないでしょうか。
小物にリメイクする
ひと昔前はランドセルのリメイク=ミニランドセルというイメージがありましたが、今は財布やカードケース、キーケース、キーホルダー、ペンケースなど、実用的なものもいろいろ作ってもらえます。>/p>
リメイクしてくださる工房や職人さんは、ネットで検索するとたくさん見つかります。
気になるアイテムが見つかったら相談してみましょう。
以上が池田屋のお客様からよくお聞きする卒業後のランドセルの処分または利用方法です。
そして、今年からぜひ選択肢に入れていただきたいイチオシの方法がこちら!
池田屋ランドセルがおしゃれな折りたたみ式スツールに!
おしゃれな折りたたみ式スツールにリメイクする
なんとランドセルのかぶせ(フタの部分)を丸ごと使うリメイク商品が登場しました。
静岡の家具メーカーHINOKI CRAFTさんプロデュースの『ランドセルスツール』です。
6年間の役目を終えたランドセルのかぶせがこだわりの天然木と組み合わされ、シンプルかつ上品なスツールに大変身します。ランドセルの顔とも言えるかぶせを取り外してそのまま使うので、これほどまでにランドセルの雰囲気を色濃く残したまま、全く別のものにリメイクされているアイテムは他にはなかなかありません。
池田屋の実店舗にはINDOORタイプのスツールの見本1脚と、脚に使用される木材サンプル3種をご用意しています。
ご希望の方には座り心地などお試しいただけます。使い終わったランドセルを持ってきていただき、木材サンプルを合わせてお子さまと一緒にご相談されるのもいいかもしれませんね(店舗にお越しいただけなくても、ご注文サイトにて大まかなシミュレータをご覧いただけます)。
No.70防水ベルバイオスムース・カラーステッチ/アイリス×ピンクのカバーと木材はチェリーの組み合わせ
HINOKI CRAFTさんには、池田屋実店舗のキッズスペース(設置していない店舗もあります)で使用するイスも作っていただきました。丸みのあるかわいらしいフォルムで、どこのメーカーのものか保護者さまからお問い合わせいただくこともあります。ご来店の際にはそちらもぜひご覧ください。
静岡で生まれ全国のみなさまに育てていただいたランドセルと家具メーカーが送り出す特別なランドセルスツール。
お子さまの勉強部屋で、ご家族が集うリビングで、池田屋のランドセルが形を変えて末永くみなさまの生活に寄り添えればうれしいです。