令和の初秋です。
朝夕は過ごしやすい季節になってきました。
天気が良ければ、どこかに出かけたくなる季節でもありますね。
一針一針が時を縫うように...池田屋の歴史を刻み続けたミシン。
昭和、平成、令和の時代を縫い続ける
池田屋は来年の2020年、創業70年を迎えます。
70年前がどんな時代だったかというと、西暦1950年、昭和25年です。
太平洋戦争が終わったのが1945年、昭和20年ですから、戦後間もない創業になります。
創業者の池田綱吉が満州から引き揚げ、当時の静岡県の清水市(現在は静岡市清水区)で小間物屋を創業したのが始まりです。
そうなんです。創業当時はカバンを売っていなかったのです。
カバンを販売するようになったのは、創業から間もない5年後くらいからだそうで、 その頃になると店の2階にミシンが置かれ、カバンの修理もするようになったそうです。
何もかもが不足する時代でしたから、修理して大事に使うのが普通でした。
ランドセルが日本全国に普及し始めたのは、高度成長期の60年代から70年代にかけてなので、1964年の東京オリンピックの頃ですかね。
池田屋もランドセルを扱うようになり、ランドセルの修理をきっかけに、自社で企画開発を行うようになり、池田屋ランドセルが誕生しました。
昭和の時代は、創業地の静岡県内での販売が中心で、”ぴかちゃん”の愛称で親しまれ、静岡でのテレビコマーシャルは、今でも語り継がれるものになっています。
平成に入り、池田屋銀座店のオープンやホームページによるネット販売も始めるようになると、静岡県以外でも池田屋ランドセルが知られるようになりました。
2006年からランドセル展示会を開催し、開催地や開催数を年々増やし、全国に池田屋ランドセルが知られるようになりました。
時代は移り変わり、2019年5月からは令和になりました。
ミシンで縫う一針一針が、まるで時計の針を刻むように池田屋の歴史を縫い続けています。
池田屋ワンピースリュック。かぶせは池田屋ランドセルと同じイタリア製防水牛革。
池田屋ランドセルとお揃いのリュックとトート
池田屋では牛革ランドセルと同じ防水牛革を使ったリュックとトートバッグがあります。
リュックは、密度の高い丈夫な生成りのコットンツイルの本体と、池田屋ランドセルで使用しているイタリア製防水牛革をカブセや背負いベルトに使い、ふっくらと丸みのあるデザインの中に、品のある表情を見せる大人のリュックに仕上げています。
一枚の正方形のコットンツイルで形作っているので、名前を”ワンピースリュック”としています。
生地の表面を細く起毛しているので撥水性が高く、汚れにくいのが特徴です。
牛革のカラーバリエーションも、池田屋ランドセルと同じネイビー、チョコ、キャメル、ワイン、レッドの5カラー。
サイズも荷物がたっぷり入るMサイズと、ちょっとしたお出かけに便利なSサイズの2つをご用意しています。
池田屋ツーピーストート。素材の牛革は、池田屋ランドセル防水牛革クラシック・シワ加工モデルと同じです。
もう一つは池田屋ランドセルと同じ防水牛革シワ加工モデルを使ったトートバッグ。
バッグ本体部分が2枚のパーツで作られていることから、名前は”ツーピースレザートートバッグ”。
シワ加工がちょっとした傷を目立ちにくくしてくれます。
バッグ前面は上に広がり、側面は上が絞られるようなプロポーションは、縫い上げることで自然に美しいラインになるようにと考えたデザイナーと、難しい縫製を仕上げた鞄職人の見事なコラボレーションのなせる技です。
カラーバリエーションは、Lサイズがマロン、ブラックの2カラー。Mサイズがマロン、深紅、ブラックの3カラー。Sサイズがマロン、深紅の2カラー。
サイズは、1泊2日の小旅行にも使えるLサイズ。仕事やお稽古事などに使えるMサイズ。ちょっとしたお出かけに便利なSサイズの3つをご用意しています。
ワンピースリュックもツーピーストートも、池田屋ランドセルと同じ防水牛革を使っていますので、水に強く、丈夫で、艶があります。
ランドセルと同じようにシンプルデザインで仕上げていますので、ロングライフに使えるバッグとしてオススメします。
お子さんの学校帰りなどで一緒になったりした時に、親子でお揃いのコーディネートになるかもしれません。
世代をつなぐように、お母さんが使ったリュックとトートバッグを、お子さんが使うようになるかも...なるといいなあ。
池田屋ワンピースリュック
池田屋ツーピーストートバッグ